【札幌市】図書館はどんな状況?緊急事態宣言下につき、市内各施設が再びお休みに……。
新型コロナウイルス感染拡大により、札幌市では2021年8月27日より3度目の緊急事態宣言が発出されました。
【市長メッセージ】
「緊急事態宣言」が9/12まで発令されました。
市内の病床使用率は6割を超え、このままでは、必要な方への適切な医療提供が困難になります。
いま一度、マスク着用などの感染防止対策を徹底していただき、混雑した場所への外出、特に、午後8時以降及び週末の外出をお控えください。 pic.twitter.com/rczawHHaRv— 札幌市広報部 (@Sapporo_PRD) August 27, 2021
それに伴い、期限である9月12日まで札幌市内各施設が休館・休園となっています。
まん延防止措置が適用されていた夏休み期間は、円山動物園や青少年科学館などの一部教育機関は利用できたのに対し、今回はそれらも含めて休館・休園です。
【札幌市:市有施設の開館・休館等情報】
そんな中、ひとつ例外的な措置となっているのが、札幌市内の各図書施設。
過去2回の緊急事態宣言やまん延防止措置の際には休館、あるいは予約図書のみ貸し出し可能という対応が取られていましたが、今回は本の貸し出しは継続されるとのこと。
館内で本を読むなど長く滞在することはできませんが、書棚から本を選び、通常通りカウンターで借りることができます。
【札幌市の図書館:8月29日(日曜日)から図書施設は休館しますが、本の貸出は継続します。】
実際に8月28日に白石区の「えほん図書館」に行ってみたところ、普段通り好きな絵本を選んで借りることができました。
なお、通常は貸出期間は2週間ですが、宣言にともない、貸出期間が9月21日(火曜日)まで延長となっています。
「家にいる時間が増えるのだから、読書できるよう、せめて図書館は開放してほしい」という声はこれまでも緊急事態宣言中に多く聞こえていたので、そうした意見を汲んでの対応なのかもしれません。
まだまだ終わりが見えないコロナ禍で気持ちも疲弊してしまいますが、感染防止に努めつつ、ゆっくり家で本を読むなどおうち時間を充実させられると良いですね。