【札幌市北区】秋を象徴する「キンモクセイ」、実は身近なある場所で鑑賞できるってご存知?
金木犀(キンモクセイ)と言えば、秋になると開花する小高木。本州の住宅街やお店の庭に植えられていることが多く、毎年この時期は橙黄色の花が咲き、甘い香りに包まれます。
残念ながら北海道には生息しておらず、本州に住んでいた方などは金木犀が恋しくなる季節かもしれません。わたしも昔、伊豆に旅行した際に金木犀の香りに魅せられたことがあり、今でも記憶に濃く残っています。
そこで、なんとか北海道でも金木犀を観賞できないものか、と探していたら、意外にも北区内のある場所で発見!
その場所とは、「百合が原公園」(札幌市北区百合が原)の温室です。
「百合が原公園」の温室は、公園内の「百合が原緑のセンター」に併設している有料施設。大人1名につき130円の入場料がかかりますが、「1年を通じて四季折々の植物を観賞できる」と人気のスポットです。
入場すると、大・中・小の3つの温室を自由に巡ることができます。金木犀が植えられているのは、大きい温室の1番奥です。
ついに、金木犀を発見! この「百合が原緑のセンター」では4本の金木犀が植栽されているそうで、その間には銀木犀も花を咲かせています。
「百合が原公園」公式サイトによると、金木犀も銀木犀も、9月末頃にすでに開花していたよう。花が咲く期間が短いため、10月上旬までが見頃だそう。
マスク越しでもふわっと甘い香りを感じられて、至福の一時でした。
金木犀を見たことがある方もない方も、ぜひ見頃のうちに「百合が原公園」内「百合が原緑のセンター」の金木犀を観賞してはいかがでしょう。
「百合が原公園」はこちら。