【札幌市北区】8ヶ月振りの新型コロナウイルス感染・自宅療養記|保健所対応等、第6波との違いは?

ぐっと気温が下がり、道内各地で初雪が降り始めている北海道。この寒さのせいか、札幌市や北海道内の新型コロナウイルス感染者が再び急増しています。

10月下旬、我が家も家族2名が感染し、自宅療養・自宅待機の日々を過ごしました。

ちなみに今回感染したうちの1人である小学生の娘は、2022年2月以来、8ヶ月振りの再感染。前回に比べて検査方法や療養期間、保健所対応など要所要所に違いを感じられたので、その記録として今回は体験記をお伝えしたいと思います。

【札幌市北区】新型コロナウイルスによる自宅待機・療養 計24日間の体験記|検査や札幌市保健所の対応、症状など実体験をお伝えします

自宅待機および療養の流れ

わたしや娘が2022年2月に新型コロナウイルスに感染したときは、第6波の真っ只中。このときは発熱外来やドライブスルー検査を受診して陽性になった場合に療養へ……という流れでしたが、ニュース等でも報道されているように、現在は「発熱等の症状があって重症化リスクが低い方」の場合は抗原検査キット等を使って自分で検査することができます。

我が家も家族が発熱した時点で、札幌市の「抗原定性検査キット無料配布事業」を利用して札幌市北区にある薬局から抗原検査キットを配送してもらいました。平日に申し込んだところ、翌日にはレターパックで自宅に届けてもらうことができました。

療養セット

この検査キットを用いて陽性が確認できたので、今度は札幌市が運営する陽性者登録センター「こくちまるプラス」から報告。検査キットの写真や本人確認書類を撮影する必要があったり、度々エラー画面になったりして、体調が優れない方にとってはこれがまた一苦労。家族の方に代理で作業してもらうといいかもしれませんね。

自宅療養

この登録が完了すると、24時間以内に自宅療養期間などを記載した「検査判定のお知らせ」メールが届く流れとなっています。

保健所の対応は?

2022年2月に自宅療養したときには、保健所や医療機関がひっ迫していたことにより、検査結果の通知がくるのも保健所からヒアリングの連絡がくるのも2~3日かかりました。

しかし今回は、娘は「こくちまるプラス」からのメールのみでやりとりは完結。高熱が続いた家族には一度、保健所から状況伺いの電話が来ましたが、軽症の場合は基本的に保健所から直接連絡が来ることはないようです。

自宅療養セットの内容・配達スピードが進化している!

前回感染時との大きな違いを感じたことのひとつに、札幌市から希望者に届く「療養セット」が挙げられます。

外出できない間の食糧や日用品が詰まっていてとてもありがたい制度なのですが、前回(2022年2月)は感染者急増により配送が追いつかず、自宅療養期間が明けてから届きました。

自宅療養セット

※2022年2月に届いた「自宅療養セット」

それが今回は、「こくちまるプラス」に申請してから2日後には療養セットが到着! このスピード感はとても嬉しい!

療養セット

※2022年10月に届いた療養セット

第7波の最中である今回は、段ボールは1箱に減ったものの、食べやすいもの、万人ウケする味のものが増えている印象。自宅待機に必要な日数が前よりも減っていることもあり、普段の買い置きとこの療養セットがあれば充分乗りきれると感じました。

自宅療養・自宅待機を振り返って

2022年9月から有症状者の自宅療養期間が原則10日間から7日間へと短縮されたこと、家族がほぼ同時に発症したということもあり、今回は家族2名が感染したものの、1週間ほどで日常生活へと戻ることができました。

前回は家族間で時間差で感染したり、様々な要因が重なったことで20日以上自宅にこもっていたことを考えると、ずいぶん精神的には楽に構えて過ごせたなと感じています。

もちろんそれは、今回感染した家族がたまたま軽症で済んだからであって、我が家のケースは一例でしかありません。症状の程度や状況によって対応も多々変わってくるかとは思いますが、また感染者が増えている今、療養する方の参考に少しでもなればと思います。

クリスマスや年末に向けて街がにぎやかになっていくこの時期、皆さんもどうか体調を気にかけながら元気にお過ごし下さい。

haruka

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