【札幌市北区】10月30日、北18条エリアにオープンした「シーソーブックス」は、他にはない魅力満載の新刊書店!
2021年10月30日、ちょっぴりユニークな新刊書店が北18条エリアにオープンしました。
その名も、「Seesaw Books(シーソーブックス)」。
いったい何がユニークかというと、その特徴も多々あってどれからお伝えすれば良いのか迷ってしまうのですが、まず一般的な書店との最大の違いと言えるのが、建物2階にシェルターを併設している点。
シェルターとは、生活困窮者等が一時的に居住できる施設のこと。この「書店+シェルター」スタイルを実現するために実施されたクラウドファンディングでは、目標額を大きく超える700万円以上の寄付が集まったそう。
そんな注目度抜群の「Seesaw Books(シーソーブックス)」は、「UNTAPPED HOSTEL」という宿泊施設の裏にあります。この建物の向かって右側沿いに進んでいくと……
目に飛び込んでくる熊のアート壁画の隣に、別館である書店へと通じる通路があります。
ナチュラルの木の風合い、所々に配置されているグリーンなど、その素敵なセンスに書店に入る前からワクワクしてきます。
さて、気になる書店の一部はこんな感じ。約17坪の建物内に明るい白木の書棚が並び、様々なジャンルの本が陳列されています。
旅、アート、ジェンダー、福祉etc、並んでいる本のテーマも多種多様。1冊1冊じっくりタイトルを追いたくなるセレクトっぷりに、本好きの方なら誰もがテンション上がるはず。
どんな本に出会えるのかもこういう新刊書店の楽しみの1つなので、あえて近影の写真は載せないでおきますね。
一般書籍以外にも、各地のZINEも取り揃えていくそう。ZINE(ジン)とは、個人やグループが自由に制作する冊子のこと。新たなカルチャーとして注目度が高まっているんです。
ちなみに今回わたしは、イラストレーター・漫画家として活動するはしゃさん(@hasya31)の留学手記「ニュージーランドではしゃぐ。」を購入。はしゃさんは、「Seesaw Books」立ち上げのクラウドファンディングで支持を表明したおひとり。こういう人と人の繋がりをきっかけに新たな本に出会うチャンスを享受できるのは、大型書店にはない魅力のひとつと感じます。
そして、「Seesaw Books」のもう1つの特徴とも言えるのが、このソフトクリーム(400円)!興部町の牛乳を使った、ミルク感たっぷりの濃厚ソフトです。
お気に入りの本を買って、美味しいソフトクリームを食べて……最高に贅沢な一時を過ごせそう。
オンライン配信などオープニングイベントも多々企画されているので、まだ直接お店に行ったことがない方も、まずは公式InstagramやTwitterで最新情報をチェックしてみましょう。
今後どんな書店になっていくのか期待が高まる「Seesaw Books」。本好きの方はもちろん、「最近あまり本を読んでいないな」という方も、きっと心を揺さぶる空間になっていますので、ぜひ一度足を運んでみて下さいね。
「Seesaw Books」はこちらです。