2021年3月10日、JR北海道からあるニュースが発表されました。そのニュースとは、札幌市民にとって身近な商業施設「paseo（パセオ）」の全店休業について。

北海道新幹線の延伸計画により、札幌駅周辺の再開発が活発になってきているのはご承知の通り。今回のパセオ休業は、その新幹線工事にともない、今後各設備に支障が出てしまうことから決断されたそうです。

パセオに影響する工事が実際に始まるのは2022年秋以降ですが、設備への影響が広範囲にわたるため、2022年秋をもってお店はすべて休業となります。

現在の予定では、パセオ休業後の2022年秋以降から2024年にかけて在来線高架橋の耐震補強、2026年にかけて新幹線高架橋、2029年までに乗り換え跨線橋の工事が行われるそう。

工事の進捗具合によって、部分的営業などできるだけ早期の営業再開を検討しているようですが、いずれにせよ3～6年は休業状態になります。

札幌駅直結のショッピング施設として親しまれている「パセオ」は、1989年開業。今は飲食店やアパレル店などおよそ200店舗が営業しています。

休業後、各店が移転になるのか、そのまま閉店となるのか、今後の情報も気になるところです。

今回のニュースに、「よく行くあのお店はどうなるの？！」とショックを受けている方も多いはず。号外ネットでは、各テナントの続報など判明次第、今後も随時情報をお届けしていきたいと思います。

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